月旦春秋
読み方
げったん しゅんじゅう意味
人物や事柄のよしあし、長所短所を厳しく批評・評価すること。特に、人の才能・人格・行動などについて、褒めたりけなしたりしながら論評する意味で用いられる。由来
中国の故事に由来する語。『後漢書』などに見える後漢末(2世紀ごろ)の許劭らが、毎月一日(旦)に人物を評論した「月旦評」と、孔子が編んだとされる歴史書『春秋』(前5世紀ごろ成立とされ、褒貶の筆法で知られる)を合わせた表現。四字熟語としての成立時期は不明。備考
かなり硬い文章語で、日常会話ではあまり使われない。人を論評する語なので、文脈によっては批判的・辛辣な印象を与える。例文
- 彼の人事評価は月旦春秋に流れ、部下からは少し厳しすぎると思われている。
- 文芸誌の座談会では、新人作家たちの作品について月旦春秋が交わされた。
- 歴史上の人物を月旦春秋するには、当時の社会背景も考慮しなければならない。
- 飲み会の席で同僚を月旦春秋するのは、聞く人によっては不快に感じられる。
- あの評論家の月旦春秋は辛口だが、的確な指摘が多い。
類義語
- 月旦評
- 人物月旦
- 人物評
- 品評
- 褒貶
- 批評
対義語
- 無批評
- 不問
- 黙過