晴耕雨読
読み方
せいこう うどく意味
晴れた日には畑を耕し、雨の日には家で読書をすること。そこから、自然の移ろいに合わせて働き学び、世俗の名利にとらわれず、静かで心豊かに暮らすこと、またそのような理想的な生活をいう。由来
中国の隠逸思想を背景に生まれた漢語表現。晴れた日は耕作し、雨の日は読書するという対句で、農と学を両立させる暮らしを表す。明確な初出は定説がなく不詳だが、日本では江戸時代頃から受け入れられ、近代以降に広く定着した。備考
文字どおりの農耕と読書だけでなく、自然のリズムに従う質素で知的な暮らしの比喩。理想の隠居生活を語る文脈で使われることが多く、やや文語的・雅語的な響きがある。例文
- 退職後は郊外に小さな家を建て、晴耕雨読の暮らしを楽しんでいる。
- 祖父は若い頃から、いつか晴耕雨読の生活を送るのが夢だと言っていた。
- 都会の喧騒を離れ、山里で晴耕雨読の日々を過ごしたい。
- 彼の随筆からは、名利を求めず晴耕雨読を尊ぶ姿勢がうかがえる。
- 完全な晴耕雨読とはいかないが、週末は畑に出て、雨の日は本を読む生活に憧れている。
類義語
- 悠々自適
- 閑雲野鶴
- 隠遁生活
対義語
- 東奔西走
- 粉骨砕身
- 多事多端