漢字辞典.com

是々非々

読み方

ぜぜ ひひ

意味

私情や先入観に左右されず、よいことはよい、悪いことは悪いと公平に判断すること。転じて、相手の立場や好き嫌いに関係なく、案件ごとに賛成すべき点は賛成し、反対すべき点は反対する態度をいう。

由来

中国戦国時代の儒家思想書『荀子』修身篇の「是を是とし、非を非とするを知と謂う(是是非非之謂知)」に由来するとされる。おおよそ紀元前3世紀ごろの語で、日本へは漢籍の受容を通じて伝わった。

備考

政治・評論・職場などでよく使う語。人や組織への好き嫌いで決めず、個別の事柄ごとに公平に判断する含みが強い。名詞的にも副詞的にも用いられる。

例文

  • 彼は与党にも野党にも是々非々の立場で意見を述べる。
  • 上司の提案であっても、問題点があれば是々非々で検討すべきだ。
  • その新聞は感情論に流されず、是々非々の論調を保っている。
  • 長年の取引先であっても、契約条件は是々非々に判断する必要がある。
  • ファンではあるが、新作の出来については是々非々に評価したい。

類義語

  • 公平無私
  • 公明正大
  • 是非曲直

対義語

  • 依怙贔屓
  • 付和雷同
  • 是非混同

この四字熟語に含まれる漢字

同じ漢字を含む四字熟語