星火燎原
読み方
せいか りょうげん意味
小さな火花が野原一面を焼き尽くすように、ごく小さなきっかけや弱い力が、やがて広く大きな勢いとなって一気に広がることのたとえ。思想・運動・流行・不満などが急速に波及する場合にいう。由来
中国古典に見える、火が原野へ燃え広がるという比喩が源流とされる。典拠としては『書経』の「火の燎原」のイメージが古いとされ、成立時期は中国古代(紀元前5〜3世紀頃)。近代には毛沢東の「星星之火、可以燎原」(1930年)でも広く知られた。備考
漢語色が強く、日常会話よりも評論・新聞・政治や社会の文脈で使われやすい。多くは「星火燎原の勢い」の形で用い、良い意味にも悪い意味にも使える。例文
- 小さな学生グループの提案だったが、SNSで支持が集まり、星火燎原の勢いで全国運動へ広がった。
- 新商品の評判は口コミから火がつき、売れ行きは星火燎原のごとく伸びていった。
- 一件の内部告発がきっかけとなり、業界全体の改革論が星火燎原の勢いで広まった。
- 地方で始まった小さな抗議活動も、放置すれば星火燎原となりかねない。
- 監督は、控え選手の闘志が星火燎原のようにチーム全体へ伝わったと語った。
類義語
- 燎原之火
- 破竹之勢
- 雪だるま式
対義語
- 鳴かず飛ばず
- 尻すぼみ
- 立ち消え