旗鼓堂堂
読み方
きこ どうどう意味
軍旗や陣太鼓が整然とそろい、軍勢の威容が立派で勢いが盛んなさま。転じて、集団や陣容がよく整い、気迫があり、堂々として見える様子をいう。由来
正確な初出ははっきりしないが、中国古代の軍事語に基づく漢語成句とされる。『旗鼓』は軍旗と太鼓、転じて軍勢を指し、『堂堂』は威勢が盛んで立派なさま。背景には中国戦国時代(紀元前5〜前3世紀ごろ)の兵法書『孫子』に見える「正正の旗、堂堂の陣」などの表現があると考えられる。備考
もともとは軍勢の威容を表す硬い言い方。現代では、軍事だけでなく、整然として勢いのある組織・行進・陣容などをほめて比喩的に使うこともある。例文
- 旗鼓堂堂たる親衛隊が城門から進み出ると、広場はどよめいた。
- 新チームは旗鼓堂堂たる布陣で開幕戦に臨んだ。
- 式典では、学生たちの旗鼓堂堂たる行進に大きな拍手が送られた。
- その会社は旗鼓堂堂たる陣容で新規事業に参入した。
- 史料には、将軍が旗鼓堂堂たる軍勢を率いて入城したと記されている。
類義語
- 威風堂堂
- 堂堂之陣
- 陣容整然
- 意気軒昂
対義語
- 烏合之衆
- 意気消沈
- 士気阻喪