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方底円蓋

読み方

ほうてい えんがい

意味

古代中国の天地観に基づき、地は四角く、天は丸い蓋のようにそれを覆うとする考え方をいう。転じて、天地・世界全体を表す語としても用いられる。

由来

古代中国の「天円地方」の宇宙観に基づく語。成立は先秦〜前漢期(紀元前3〜2世紀ごろ)と考えられるが、正確な初出は定説がない。四角い大地(方底)を丸い天(円蓋)が覆うという発想を表し、日本には漢籍の受容を通じて伝わった。

備考

主に古典・漢文・思想史で使われる文語的な語。日常会話ではまれで、古代中国の宇宙観や天地全体を述べる文脈で用いられる。

例文

  • 古代中国では、方底円蓋の宇宙観が広く信じられていた。
  • その講義では、方底円蓋という考え方から古人の世界像を読み解いた。
  • 学芸員は展示資料を示しながら、方底円蓋の思想をわかりやすく説明した。
  • 詩人は、方底円蓋の下で営まれる人々の暮らしを壮大に描いた。
  • この語は日常ではほとんど使わないが、古典や思想史の文脈では方底円蓋として見かけることがある。

類義語

  • 天円地方
  • 天地
  • 乾坤
  • 宇宙万有

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