放歌高吟
読み方
ほうか こうぎん意味
大きな声で歌い、声高く詩歌を吟じること。転じて、喜びや高揚した気分のままに、のびのびと感情を表すことをいう。晴れやかな気持ちで興に乗る様子や、束縛されず豪快に楽しむさまを表す四字熟語。由来
「放歌」は気の向くままに大声で歌うこと、「高吟」は声高く詩歌を吟ずることを意味する漢語で、中国古典に由来する語を重ねた表現とされる。放歌高吟という四字熟語としての成立時期ははっきりせず、特定の典拠や正確な年代は未詳だが、漢文学の受容とともに日本でも用いられてきた。備考
文章語・やや古風な表現。日常会話では硬いが、勝利や解放感、豪放な喜びを格調高く表したいときに使う。実際に歌う場合だけでなく、比喩的にも用いられる。例文
- 優勝の報を聞いた彼は、河原で放歌高吟しながら仲間の到着を待った。
- 長い受験生活から解放され、学生たちは放歌高吟の気分で卒業旅行に出かけた。
- 春の山道を歩くうちに胸がすき、思わず放歌高吟したくなる。
- 劇的な逆転勝利のあと、選手たちは更衣室で放歌高吟して喜びを分かち合った。
- 隠居後は世事を離れ、好きな詩を作っては放歌高吟する暮らしを楽しんでいる。
類義語
- 意気揚々
- 歓喜雀躍
- 高歌放吟
対義語
- 意気消沈
- 沈鬱寡歓
- 無念無想