漢字辞典.com

揚清激濁

読み方

ようせい げきだく

意味

善良で清廉な人を取り立て、不正で有害な人や悪習を退けること。転じて、組織や社会の中で、よいものを伸ばし、悪いものを排して秩序を正すことをいう。

由来

「清きを揚げ、濁りを激す」の意。中国古典に由来する表現で、後漢時代(1〜2世紀ごろ)の政治理念を背景に生まれ、5世紀成立の『後漢書』などの漢籍に見られる。清廉な者を登用し、不正な者を退けることから、現在の意味になった。

備考

やや硬い文章語で、政治・行政・組織改革の文脈で使われることが多い。日常会話ではあまり使わないが、語順違いの「激濁揚清」も近い意味で使われる。

例文

  • 新社長は揚清激濁の方針を掲げ、長年の不正慣行にメスを入れた。
  • 組織を立て直すには、揚清激濁の人事を断行する覚悟が必要だ。
  • 汚職が相次ぐ今こそ、政界には揚清激濁の改革が求められている。
  • 彼は揚清激濁を信条とし、実力ある若手を積極的に登用した。
  • 学級運営でも揚清激濁の姿勢を貫き、いじめを見過ごさなかった。

類義語

  • 激濁揚清
  • 勧善懲悪
  • 賞善罰悪
  • 破邪顕正

対義語

  • 同流合汚
  • 玉石混淆
  • 是非混淆

この四字熟語に含まれる漢字

同じ漢字を含む四字熟語