掌中之珠
読み方
しょうちゅう の たま意味
手のひらの中に大切に持つ珠のように、非常に大切で愛しいもののこと。特に、親が深くかわいがる子ども、または大切にしている人や宝物をたとえていう。由来
中国古典の表現「掌中珠」に由来する。西晋の詩人・傅玄の「短歌行」(3世紀頃)に、愛する相手を手のひらの珠にたとえる趣旨の句が見えるとされる。日本では漢文訓読で「掌中の珠」と読まれ、大切な子をいう語として定着した。備考
やや古風・文語的な表現で、日常会話では「目に入れても痛くない」「大切な子」などが自然。多くは子や孫への深い愛情を表す。例文
- 一人娘は両親にとって掌中之珠で、何よりも大切に育てられた。
- 祖父は初孫を掌中之珠のようにかわいがり、会うたびに目を細めていた。
- 彼にとってその古い万年筆は、亡き父の形見であり掌中之珠である。
- 社長は創業時から支えてきたこのブランドを掌中之珠として守り続けている。
- 掌中之珠だからといって甘やかしすぎると、かえって本人のためにならないこともある。
類義語
- 掌上明珠
- 掌中の珠
- 珠玉
- 至宝
- 秘蔵
- 愛児
対義語
- 弊履棄却
- 路傍之石
- 軽視
- 粗末扱い