挙国一致
読み方
きょこく いっち意味
国全体、または国民全体が一つの目的や方針のために心や行動を合わせること。特に、国家的な危機や大きな課題に対して、立場の違いを超えて協力する様子をいう。由来
「挙国」は「国を挙げて」、すなわち全国・国民全体を意味し、「一致」は心や意見がそろうことを意味する。特定の故事に基づく語ではなく、漢語的表現として成立した。近代日本、特に明治末期から昭和初期の政治・戦時スローガンで広く用いられたが、正確な初出年は不明。備考
国家的危機や政治的文脈で使われやすい語。戦時体制や国家総動員を連想させる場合もあるため、日常会話ではやや硬く、使用場面に注意が必要。例文
- 大震災からの復興には、挙国一致の取り組みが求められた。
- 政府は感染症対策を挙国一致で進めると表明した。
- 戦時中には、挙国一致を掲げた宣伝が盛んに行われた。
- 環境問題の解決には、企業や市民を含めた挙国一致の協力が必要だ。
- 党派を超えて挙国一致で危機に対応すべきだという声が上がった。
類義語
- 一致団結
- 国民一致
- 一致協力
- 総力結集
- 上下一心
対義語
- 国論分裂
- 四分五裂
- 内部分裂
- 分崩離析