意志薄弱
読み方
いし はくじゃく意味
自分で決めたことをやり抜く力や、誘惑・困難に負けずに行動する精神力が弱いこと。考えや決意がぐらつきやすく、周囲の影響や目先の欲求に流されやすい人や態度をいう。由来
「意志(自分の考えを貫こうとする心)」と「薄弱(薄くて弱いこと)」を組み合わせた漢語です。古い故事に基づく成語というより、意味要素を重ねた近代的な四字熟語的表現と考えられます。正確な初出年は不明ですが、「意志」が哲学・心理学の語として広まった明治時代後期(19世紀後半)以降に一般化したとみられます。備考
人や態度をやや批判的に評する語。『意志薄弱な人』『意志薄弱さ』のように使うことが多い。病気や依存の問題を単純にこの語で片づけるのは配慮を欠く場合がある。例文
- 彼は意志薄弱で、禁煙を決意してもすぐにたばこに手を出してしまう。
- ダイエットが続かないのは、単に意志薄弱だからだと片づけるべきではない。
- 意志薄弱な態度では、周囲の意見に流されて自分の目標を見失いやすい。
- 私は自分の意志薄弱さを克服するために、毎日の学習時間を記録している。
- 意志薄弱なリーダーのもとでは、組織の方針がぶれやすくなる。
類義語
- 軟弱
- 優柔不断
- 意気地なし
- 気弱
対義語
- 意志堅固
- 意志強固
- 堅忍不抜
- 初志貫徹