怪力乱神
読み方
かいりょくらんしん
意味
怪しい力や不可思議な出来事、神霊などの超自然的な事柄のこと。また、そうした話題を避けることをいう場合もある。
由来
『論語』「述而」篇の「子不語怪力乱神(子、怪・力・乱・神を語らず)」に由来。孔子が、怪異・怪力・無秩序をもたらす存在・神霊といった超自然的事柄を論じなかった、という趣旨。成立年代は春秋末〜戦国期頃(正確な年は不詳)。
備考
原典は「怪力乱神を語らず」。単独では「怪異・怪力・神霊など」の意で用いることが多い。文語的で改まった文章向き。
例文
- 彼は怪力乱神のたぐいを信じない現実主義者だ。
- 怪力乱神の話で不安をあおるより、根拠を示して説明してほしい。
- 会議では怪力乱神ではなく、データに基づく議論を徹底しよう。
- 民間信仰には怪力乱神に属する逸話が多く残っている。
- 孔子は怪力乱神を語らずとされ、教育の場でも迷信を戒めた。
類義語
- 怪異
- 怪談奇談
- 神秘現象
- 迷信
- 妖怪変化
対義語
- 合理主義
- 実証主義
- 科学的思考