思案投首
読み方
しあん なげくび意味
あれこれ考えてもよい解決策や結論が出ず、困り果てていること。悩み続けた末に、首をかしげたりうなだれたりするような状態を表す。由来
「思案」は深く考えること、「投首(投げ首)」は首を前に投げ出すようにうなだれる姿をいう語。考え込んでも妙案が浮かばず首を垂れる様子から生まれた表現。成立時期は不詳だが、近世、江戸時代ごろから用いられた俗語的表現とされる。備考
やや古風・文章語的な響きがあり、日常会話では「思案に暮れる」「困り果てる」の方が一般的。表記は「思案投げ首」とも書かれる。例文
- 資金繰りの見通しが立たず、社長は朝から思案投首の様子だった。
- どの進路を選ぶべきか決められず、彼は机の前で思案投首していた。
- 突然の仕様変更に対応する方法が見つからず、開発チームは思案投首となった。
- 贈り物を何にするか迷いに迷って、母は店先で思案投首していた。
- 証拠が少なすぎて、事件の真相を追う刑事たちも思案投首だった。
類義語
- 思案に暮れる
- 途方に暮れる
- 考えあぐねる
- 五里霧中
- 暗中模索
対義語
- 即断即決
- 迅速果断
- 当機立断
- 快刀乱麻