快馬加鞭
読み方
かいば かべん意味
足の速い馬にさらに鞭を加えることから、順調に進んでいる物事にいっそう努力や後押しを加え、さらに勢いよく前進させることをいう。好調な流れを逃さず、成果を一段と高めようとするたとえ。由来
中国古典に由来する成語で、「快い馬(足の速い馬)にさらに鞭を加える」という字義から生まれた。すでに速く進むものを、なお一層速めるたとえである。日本へは漢籍の受容を通じて伝わった。明確な初出は諸説あり断定しにくいが、遅くとも宋代(10〜13世紀)ごろまでには中国で成句として用いられていたとされる。備考
中国由来の成語。「快馬に鞭を加える」と言い換えることもある。停滞を立て直す意味より、すでに勢いのあるものをさらに加速させる前向きな文脈で使われやすい。例文
- 業績が好調な今こそ快馬加鞭の姿勢で、新市場の開拓を進めるべきだ。
- 研究計画は順調に進んでおり、指導教員は快馬加鞭で論文完成を目指そうと励ました。
- 首位に立ったチームは守りに入らず、快馬加鞭で連勝記録を伸ばした。
- 新製品の評判が良かったため、会社は快馬加鞭で追加生産に踏み切った。
- 彼は合格圏に入ってからも油断せず、快馬加鞭で勉強を続けた。
類義語
- 拍車をかける
- 鞭を入れる
- 勇往邁進
- 勢いをつける
対義語
- 停滞不前
- 牛歩戦術
- 足踏み状態