徹頭徹尾
読み方
てっとう てつび意味
物事の最初から最後まで、一つの方針・態度・考え方を貫いて変えないこと。また、途中で手を抜いたりぶれたりせず、すみずみまで徹底して行うこと。『終始一貫して』『あくまで』という強いニュアンスをもつ。由来
中国由来の漢語表現で、正確な初出ははっきりしないが、遅くとも宋代(10〜13世紀ごろ)の禅・儒学系漢文に通じる言い回しとされる。文字通りは『頭から尾まで貫き通す』意で、そこから『初めから終わりまで一貫して』『徹底的に』という意味になった。日本では漢籍の受容を通じて近世以降に広まった。備考
『始めから終わりまで』『徹底的に』の意。方針・態度・主張など抽象的な事柄と結びつきやすい。文章語でやや硬く、会話では『終始』『最後まで』と言い換えることも多い。例文
- 彼は討論のあいだ、徹頭徹尾自説を曲げなかった。
- その店は徹頭徹尾、国産素材にこだわって商品を作っている。
- 監督は選手に、練習でも試合でも徹頭徹尾集中するよう求めた。
- 彼女の小説には、徹頭徹尾やさしい眼差しが流れている。
- 今回の改革案は、徹頭徹尾コスト削減を優先した内容だ。
類義語
- 終始一貫
- 首尾一貫
- 一以貫之
- 初志貫徹
対義語
- 朝令暮改
- 二転三転
- 支離滅裂