往古来今
読み方
おうこ らいこん意味
過ぎ去った遠い昔から現在、さらにこれから先の未来に至るまでの、すべての時間を指す語。古来から今まで、また時代を超えて続くことを表す。歴史・思想・文化などを大きな時間の流れで述べるときに用いられる。由来
中国前漢の思想書『淮南子』斉俗訓に見える「往古来今、これを宙と謂い、四方上下、これを宇と謂う」に由来するとされる。『淮南子』は淮南王劉安らが編纂した書で、紀元前2世紀、前139年ごろの成立とされる。「往古」は過ぎ去った昔、「来今」はこれから来る今、すなわち未来を含む時間を表す。備考
文語的で格調の高い表現。日常会話ではあまり使わず、歴史・思想・宗教・文学などを大きな時間軸で語る文章に適する。「古往今来」と近い。例文
- 往古来今、人は生と死の意味を問い続けてきた。
- この神社には、往古来今の祈りの形が静かに受け継がれている。
- 往古来今を見渡せば、技術の進歩と人間の悩みは常に並んで存在していたことがわかる。
- 哲学とは、往古来今にわたる人類の思索の蓄積である。
- 研究者たちは往古来今の文献を調べ、この言葉の変遷を明らかにした。
類義語
- 古往今来
- 古今
- 有史以来
- 古来今に至るまで
- 古今東西
対義語
- 一朝一夕
- 一時的
- 刹那的