希代未聞
読み方
きたい みもん意味
世にもまれで、これまで聞いたこともないほど珍しいこと。前例がほとんどなく、非常に異例であるさまを強くいう語。出来事・発見・失態などについて、よい意味にも悪い意味にも使われる。由来
成立年は未詳。中国古典由来の漢語「希代」(一代にまれなこと)と「未聞」(まだ聞いたことがないこと)を組み合わせ、珍しさ・異例さを強めた表現と考えられる。日本では少なくとも近世(江戸時代、17〜19世紀)以降の漢文調・文章語の流れの中で用いられてきた。備考
『前代未聞』ほど一般的ではなく、やや硬い文章語。驚きや強い評価を表し、良い出来事にも悪い出来事にも使える。会話では『前代未聞』のほうが通じやすい。例文
- その発明は、医療の歴史を塗り替える希代未聞の成果だ。
- こんな手口の詐欺は希代未聞で、捜査員も驚きを隠せなかった。
- 村に伝わる古文書から、希代未聞の祭礼の記録が見つかった。
- 監督は、逆転劇を『希代未聞の試合だった』と振り返った。
- 規則を一度に三つ破るとは、まさに希代未聞と言うほかない。
類義語
- 前代未聞
- 空前絶後
- 未曾有
- 希有
対義語
- 平々凡々
- 月並み
- ありふれた
- 日常茶飯