山窮水尽
読み方
さんきゅう すいじん意味
山が行き尽くし、水も尽きるように、進むべき道や手段がなくなって追い詰められること。行き詰まってどうにもならない状態、万策尽きた窮地をいう。由来
中国の成語「山窮水尽(山窮まり水尽く)」に由来する。山や川が尽きる行き止まりの地形を表す言い方から、転じて窮地の比喩となった。初出の年代は不詳だが、中国古典の詩文に見られ、宋代(10〜13世紀)以降に広く用いられたとされる。備考
文章語・漢文調の硬い表現。日常会話では「万策尽きる」「絶体絶命」のほうが一般的。否定的な窮地を表す際に使う。例文
- 資金も人手も底をつき、会社は山窮水尽の状態に陥った。
- 何度交渉しても道は開けず、彼らは山窮水尽の思いで撤退を決めた。
- 証拠を突きつけられた犯人は、もはや山窮水尽だった。
- 救援物資が届かず、被災地の避難所は山窮水尽の状況に近づいていた。
- 山窮水尽と思われた局面で、新しい支援者が現れた。
類義語
- 絶体絶命
- 万策尽きる
- 進退窮まる
- 窮途末路
- 四面楚歌
対義語
- 柳暗花明
- 前途洋洋
- 順風満帆