孤軍奮闘
読み方
こぐん ふんとう意味
仲間や支援がほとんどない孤立した状況で、一人または少人数で懸命に努力したり戦ったりすること。もとは援軍のない軍が力を尽くして戦う意で、現在は仕事・研究・家庭などで一人で頑張る場面にも広く使う。由来
成立時期や初出年ははっきりせず、不詳です。軍事的な漢語表現としての「孤軍(孤立した軍勢)」と「奮闘(力をふるって戦うこと)」が結び付いてできた語と考えられます。日本では少なくとも近代以降、文字どおりの戦場だけでなく、支援の乏しい中で一人で努力するたとえとして定着しました。備考
「一人でよく頑張っている」という評価を含むことが多い語です。本来は軍事由来ですが、現代では仕事・家庭・スポーツなど幅広い場面で比喩的に使われます。例文
- 新規事業の立ち上げで、彼は社内の理解を得られないまま孤軍奮闘していた。
- 母は仕事と介護を一人で抱え、毎日を孤軍奮闘で乗り切っている。
- エース不在のチームで、若手投手が孤軍奮闘して勝利を呼び込んだ。
- 予算を削られても、その研究者は地方の研究室で孤軍奮闘を続けた。
- 災害現場では、限られた人員の救助隊が孤軍奮闘して住民の救出にあたった。
類義語
- 獅子奮迅
- 悪戦苦闘
- 単身奮闘
対義語
- 一致団結
- 和衷協同
- 協心戮力