太平無事
読み方
たいへい むじ意味
世の中が平和で、戦争・騒動・災害・事故などの心配事がなく、穏やかに過ごせる状態をいう。社会全体にも、家庭や職場など身近な場にも使える表現。由来
「太平」は中国古典に由来する漢語で、天下がよく治まり平和であることを表す。「無事」は災難や異変がないこと。二語を重ねて平穏さを強調した四字句で、正確な初出年は未詳。日本では近世(江戸時代頃)以降の漢語表現として広く用いられたと考えられる。備考
「泰平無事」とも書くが、一般には「太平無事」がよく使われる。やや硬い表現で、挨拶・式辞・文章語に適する。例文
- 今年も太平無事に一年を終えられたことに、家族みんなで感謝した。
- 国境付近の緊張が解け、ようやく太平無事な暮らしが戻ってきた。
- 太平無事に見える町にも、防災への備えは欠かせない。
- 社長は年頭の挨拶で、社員とその家族の太平無事を願った。
- 長い航海だったが、船は太平無事に港へ帰ってきた。
類義語
- 天下太平
- 平穏無事
- 安穏無事
- 無事平穏
- 泰平無事
対義語
- 多事多難
- 内憂外患
- 波瀾万丈
- 天下騒乱
- 物情騒然