天災地変
読み方
てんさい ちへん意味
台風・洪水・地震・噴火・津波など、自然の力によって起こる災害や、土地・地形に大きな変化をもたらす異変のこと。人間の不注意や過失による「人災」と対比して、避けがたい自然現象による被害を指す場合が多い。由来
「天災」は天、すなわち自然や天候によってもたらされる災い、「地変」は地震・噴火・地殻変動など大地の異変を意味する漢語で、二語を並べて自然界の大きな災害全般を表したもの。特定の中国古典に基づく成語というより、漢語表現として成立した語で、正確な成立年代は不明。日本では近世から近代、特に明治期以降の法令・新聞・保険・行政文書などで広く用いられた。備考
法律・契約・保険・防災分野でよく使われるやや硬い表現。「天変地異」と近いが、「天災地変」は災害・被害面を強調しやすい。例文
- この地域は昔から天災地変に備えて、避難路と防災倉庫を整備してきた。
- 契約書には、天災地変によって納期が遅れた場合の免責条項が盛り込まれている。
- 大規模な天災地変が起きたときこそ、正確な情報と冷静な判断が必要だ。
- 天災地変は完全には防げないが、日頃の備えによって被害を減らすことはできる。
- 保険の対象には火災だけでなく、地震や洪水などの天災地変による損害も含まれている。
類義語
- 天変地異
- 自然災害
- 天災
- 災害
- 非常災害
対義語
- 人災
- 平穏無事
- 天下泰平
- 安穏無事