天地神明
読み方
てんち しんめい意味
天と地に存在するすべての神々、または天地をつかさどる神々のこと。人の行いを見守る超越的な存在として言い、「天地神明に誓って」の形で、うそ偽りがないことを厳粛に誓う場合によく用いられる。由来
「天地」は天と地、すなわち世界全体を表し、「神明」は神々・神の霊威を意味する漢語。古代中国の漢籍に見える語要素に基づく表現だが、「天地神明」としての厳密な初出年は不詳。日本では漢文調の誓言・文書表現として中世から近世にかけて定着したと考えられる。備考
日常会話ではやや古風・大げさな響きがある。現代では「天地神明に誓って」の定型句として、無実や真実性を強調する場面で使われやすい。例文
- 天地神明に誓って、私はその金を盗んでいません。
- 彼は天地神明を恐れぬような大胆なうそをついた。
- 天地神明の前で恥じることのない行動を心がけたい。
- 武士たちは盟約を結ぶ際、天地神明に誓うという言葉を用いた。
- 天地神明も照覧あれと、彼女は自分の無実を強く訴えた。
類義語
- 天地神祇
- 八百万の神
- 天神地祇
- 神仏
- 神明
対義語
- 悪鬼邪神
- 邪神悪鬼