大願成就
読み方
たいがん じょうじゅ意味
大きな願い、長年抱いてきた望み、強く念じてきた目標などが、ついに実現することを意味する。特に、努力を重ねた末に悲願がかなうことや、祈願が成り立つことを、やや改まった言い方で表す。由来
仏教語に由来する表現。「大願」は仏・菩薩が立てる大いなる誓願、「成就」は願いや修行が成り立つことをいう。もとは漢訳仏典で用いられた語で、日本でも仏教受容以後に広まり、平安時代(794~1185年)ごろには関連語が定着していたと考えられる。四字熟語としての厳密な初出年は不詳。備考
神社や寺の祈願文、絵馬、祝辞などでよく使う。日常会話でも使えるが、やや改まった響きがあり、軽い願い事より長年の目標や悲願に向く。例文
- 何年も挑戦し続けた資格試験に合格し、ついに大願成就となった。
- 創部以来の全国大会優勝を果たし、監督は大願成就の思いで涙を流した。
- 神社に大願成就と書かれた絵馬を奉納して、受験の成功を祈った。
- 新薬の開発成功は、研究者たちにとって十年越しの大願成就だった。
- 地域に図書館を建てるという祖父の夢が実現し、家族みなで大願成就を喜んだ。
類義語
- 悲願達成
- 宿願成就
- 念願成就
- 満願成就
- 目的達成
対義語
- 志半ば
- 夢破れる
- 願いがかなわない
- 未達成