大衆迎合
読み方
たいしゅう げいごう意味
多数の人々の好みや感情に合わせて、支持や人気を得ようとすること。特に、信念や本質よりも「受けのよさ」を優先し、相手に気に入られるように振る舞う態度を、やや否定的にいう。政治・報道・芸能などの文脈でよく使われる。由来
「迎合」は中国古典に由来する語で、「相手の意向に合わせる・気に入るように振る舞う」という意味をもつ。一方「大衆」は近代以降に広まった語で、両者が結び付いた「大衆迎合」は、明治末~大正期ごろから政治・社会・文化批評の文脈で定着したと考えられる。正確な初出年は不詳。備考
多くは否定的な語感で使う。政治・メディア・芸能・広告などで、理念や質よりも即効的な人気や受けを優先する姿勢を批判するときによく用いられる。例文
- 政治家が支持率ばかりを気にして大衆迎合に走ると、長期的な改革は進まない。
- その番組は視聴率を優先するあまり、大衆迎合だという批判を受けた。
- 芸術まで大衆迎合である必要はなく、作家の信念も尊重されるべきだ。
- 選挙前だけ耳触りのよい公約を並べるのは、大衆迎合にすぎない。
- 彼は大衆迎合を避け、少数意見にも耳を傾ける姿勢を貫いた。
類義語
- 人気取り
- ポピュリズム
- 阿諛追従
- おもねり
対義語
- 不迎合
- 信念堅持
- 是々非々
- 独自路線