大所高所
読み方
たいしょ こうしょ意味
細かな点や目先の利害にとらわれず、物事の全体を広く見渡し、高い見地から判断・検討すること。多く「大所高所から見る」「大所高所に立つ」の形で使う。由来
「大所」は広く全体を見渡せる立場、「高所」は高い場所・高い見地を表す漢語で、両者を重ねて視野の広さと見地の高さを強調した語。特定の古典に基づく成語ではなく、成立時期は不明だが近代以降の文章語・評論語として定着したと考えられる。備考
やや硬い表現で、政治・経営・評論など公的な文脈で多い。「上から目線」と受け取られないよう使う場面に注意。例文
- この問題は部署の都合だけでなく、大所高所から判断する必要がある。
- 社長は大所高所に立って、十年後を見据えた投資を決断した。
- 目先の利益に惑わされず、大所高所から政策を評価したい。
- 委員会では、個別の不満よりも大所高所の議論が求められた。
- 彼の助言はいつも大所高所からのもので、視野を広げてくれる。
類義語
- 大局観
- 高所大所
- 広視野
- 俯瞰的視点
- 鳥瞰
対義語
- 狭量短見
- 目先主義
- 近視眼的