多岐亡羊
読み方
たきぼうよう
意味
学問や物事の道が枝分かれして多いと、かえって要点を見失い、正しい結論や本筋にたどり着けなくなること。
由来
中国戦国時代の思想書『列子』の「説符」にある故事「多岐にして羊を亡う」に由来。学びの道が分岐しすぎて迷うたとえ。成立年は正確不詳(戦国期の伝承を後世に編纂)。
備考
「たきぼうよう」。多くは学問・議論・情報収集で“道が分かれすぎて迷う”意。単に「忙しい」ではなく、焦点を失うニュアンス。
例文
- 情報源を増やしすぎて多岐亡羊となり、結局どれが正しいのか分からなくなった。
- 資格勉強に手を広げすぎると多岐亡羊に陥るから、まず一つに絞ろう。
- 議論が細部に散って多岐亡羊の状態だ。論点を整理し直す必要がある。
- 研究テーマを同時に追いすぎて多岐亡羊となり、成果が出なかった。
- SNSの意見を追いかけるほど多岐亡羊で疲れるだけだと感じた。
類義語
- 多岐多端
- 多事多難
- 枝葉末節
対義語
- 一意専心
- 一直線
- 単刀直入