多事多端
読み方
たじ たたん意味
用事・事件・問題などが多く、非常に忙しいこと。また、物事が次々に起こって世の中や状況が落ち着かず、複雑で騒がしいことをいう。由来
「多事」は事柄や事件が多いこと、「多端」は物事の端緒・方面が多く複雑なことを表す漢語。両語を重ねて意味を強めた成語で、中国古典に由来する漢語表現とされるが、特定の初出文献や成立年は未詳。日本では漢文訓読調の文章語として定着した。備考
日常会話よりも改まった文章・挨拶文で使われることが多い。「多事多端の折」は相手の忙しさを気遣う定型表現。例文
- 年度末は決算と人事異動が重なり、社内は多事多端を極めている。
- 多事多端の折とは存じますが、何卒ご出席くださいますようお願い申し上げます。
- 新工場の立ち上げに加えて海外出張も入り、彼は多事多端な毎日を送っている。
- 政局は多事多端で、今後の見通しを立てるのが難しい。
- 多事多端な一年だったが、家族全員が健康で過ごせたことに感謝している。
類義語
- 多事多忙
- 多忙多端
- 繁忙
- 多忙
- 忙殺
- 百事多端
対義語
- 平穏無事
- 無事平穏
- 安穏無事
- 天下泰平