四分五裂
読み方
しぶん ごれつ意味
物事や組織・集団が、統一を失ってあちこちに分かれ、ばらばらになること。意見や利害の対立によって、まとまりがなくなり、全体としての力や機能が弱まった状態を表す。由来
中国古典に由来する漢語表現で、文字どおりには「四つにも五つにも裂ける」という意味。詳しい初出には諸説あるが、古代中国の文献にさかのぼるとされ、戦国〜漢代(紀元前5世紀〜紀元後3世紀ごろ)には成立していたと考えられる。日本では漢籍の受容を通じて定着した。備考
人間関係、組織、政党、国家などの結束が崩れる場面で使うことが多い。物理的に裂ける意味より、比喩的に「まとまりを失う」意味で使われる。例文
- 長年続いた派閥争いの結果、組織は四分五裂になってしまった。
- 改革案をめぐる対立で、党内は四分五裂の状態に陥った。
- 相続問題が原因で、一族の関係は四分五裂となった。
- 危機のときに指導者が不在だと、チームはたちまち四分五裂する。
- 世論が四分五裂しており、政府も方針を一本化できない。
類義語
- 分崩離析
- 瓦解
- 内部分裂
- ばらばら
対義語
- 一致団結
- 和衷協同
- 一枚岩
- 団結