喜新厭旧
読み方
きしん えんきゅう意味
新しいものを喜んで好み、古いものを嫌って軽んじること。流行や新奇さに引かれる一方で、長く使われてきたもの、古い考え方、以前からの関係などをすぐに飽きたり疎んじたりする態度をいう。由来
中国語の成語「喜新厌旧」に由来する。「喜新」は新しいものを喜ぶこと、「厭旧」は古いものを嫌うこと。成語としての初出時期には諸説があり確定しないが、清代(おおむね18〜19世紀)の小説類、特に19世紀の『児女英雄伝』などに用例が見られる。日本での定着時期は不詳。備考
やや硬い漢語表現で、日常会話では「新し物好き」「飽きっぽい」と言うことが多い。人や組織への批判的評価として使われやすい。例文
- 彼は喜新厭旧の傾向が強く、買ったばかりの家電にもすぐ飽きてしまう。
- 企業が喜新厭旧に走りすぎると、長年培った技術や顧客との信頼を失うことがある。
- 流行を追うのは悪いことではないが、喜新厭旧になって古典を軽んじてはいけない。
- 彼女の恋愛観は喜新厭旧だと友人に評され、長続きする交際が少なかった。
- この街の再開発には、古い町並みを壊してばかりの喜新厭旧の発想が感じられる。
類義語
- 貴新賤旧
- 新し物好き
- 移り気
- 流行追随
対義語
- 温故知新
- 懐古趣味
- 尚古主義
- 保守堅持