喜怒哀楽
読み方
きどあいらく
意味
人の感情の基本である「喜び・怒り・悲しみ・楽しみ」の四つ。また、それらを含むさまざまな感情の動き全般。
由来
「喜・怒・哀・楽」は古代中国で人の基本感情を表す語として用いられ、儒教的な文脈でも整理された。日本への伝来時期は諸説あり特定しにくいが、漢籍受容が進んだ奈良〜平安期以降に定着したとされる。
備考
感情一般を指す慣用句。やや改まった文脈で使われ、日常会話では「感情」「喜び悲しみ」などに言い換えることも多い。
例文
- 舞台上で役者が喜怒哀楽を鮮やかに表現した。
- 彼女の手記には戦時下の喜怒哀楽が率直に綴られている。
- 子どもの喜怒哀楽に寄り添うのが、親の務めだと思う。
- この映画は喜怒哀楽が詰まっていて、観終わったあとに心が温かくなる。
- SNSに喜怒哀楽をそのまま書くと、誤解を招くこともある。
類義語
- 悲喜交交
- 百感交集
- 感情起伏
対義語
- 無感動
- 冷淡無情