唯我独尊
読み方
ゆいがどくそん
意味
自分だけが最も尊い・えらいと思い込み、他人を見下して尊大にふるまうこと。
由来
仏教語に由来するとされる。釈迦が誕生した際に「天上天下唯我独尊」と唱えたという伝承(出典は経典類に求められるが特定は諸説あり、成立年代は不詳)。本来は「唯一の尊い存在=仏(悟り)」を示す趣旨とされるが、後に「うぬぼれ」の意味で一般化した。
備考
日常では「うぬぼれ・尊大」の否定的意味で使うのが一般的。仏教由来の本来の趣旨(釈迦の宣言)とはニュアンスが異なる点に注意。
例文
- 彼は会議で他人の意見を一切聞かず、唯我独尊の態度を崩さない。
- 唯我独尊な発言ばかりしていると、いずれ周囲に人がいなくなる。
- 新しい上司は成果を独り占めし、唯我独尊に振る舞って部下の反感を買った。
- あの評論家は唯我独尊で、反論されるとすぐ相手を見下す。
- 彼女の実力は確かだが、唯我独尊にならないよう自戒している。
類義語
- 傲岸不遜
- 自信過剰
- 尊大
- 傲慢無礼
- 自画自賛
対義語
- 謙虚
- 謙譲
- 虚心坦懐
- 和敬清寂