含蓄玩味
読み方
がんちく がんみ意味
文章や言葉などに深い意味や余情がこもっていて、じっくり考え味わう価値があること、またその含まれた意味をよくかみしめて味わうことをいう。表面だけでなく、内に秘められた趣や真意を丁寧に読み取るニュアンスがある。由来
「含蓄」と「玩味」という、いずれも中国古典に由来する漢語を組み合わせた四字熟語です。特定の一書を初出と断定するのは難しく、明確な成立年も不詳ですが、少なくとも近代日本の文学批評や読書論では、明治〜大正期ごろから文章・詩歌の深い味わいを述べる語として用いられてきたと考えられます。備考
やや硬い文章語。主に詩歌・文章・発言などの奥深さや、読み手がそれをじっくり味わう態度を述べるときに使う。日常会話では比較的まれ。例文
- この随筆は短いが、含蓄玩味に富み、読むたびに新しい発見がある。
- 古典は速く読むだけでなく、含蓄玩味しながら丁寧に味わうことが大切だ。
- 師のことばには含蓄玩味があり、何年たっても心に残る。
- 彼の評論は派手ではないが、含蓄玩味のある筆致で高く評価されている。
- この一句は声に出して読むと、いっそう含蓄玩味の深さが感じられる。
類義語
- 熟読玩味
- 咀嚼玩味
- 含英咀華
- 意味深長
対義語
- 一知半解
- 皮相浅薄
- 索然無味