同文同軌
読み方
どうぶんどうき
意味
文章の書き方(文字・文体)や制度・規格が、国中で同一に統一されていること。転じて、思想や方針まで一つにそろえることもいう。
由来
中国古代の語で、「書同文・車同軌」(文字を統一し、車輪の軌間も統一する)の発想に由来する。秦の始皇帝が中国統一後(紀元前3世紀、前221年以降)に度量衡や文字などを統一した政策が背景とされる。成立年は明確に特定しにくい。
備考
本来は国家統一政策(文字・制度・規格の統一)を述べる硬い語。日常会話ではやや堅い。歴史(秦の統一)や政治・行政文脈で用いられやすい。
例文
- 始皇帝は諸制度を整え、同文同軌を推し進めた。
- 全国の表記ルールを一本化しようという案は、同文同軌を目指すものだ。
- 多様性を損なうとして、同文同軌的な改革に反対する声もある。
- 新法施行により、手続きが全国で同文同軌になった。
- 同文同軌の徹底は統治を容易にする一方、地方文化を圧迫し得る。
類義語
- 同文同規
- 書同文
- 車同軌
- 天下一統
- 統一規格
対義語
- 各自勝手
- 支離滅裂
- 千差万別