吉凶禍福
読み方
きっきょう かふく意味
人生や物事における、よいことと悪いこと、幸せと不幸せのすべてを指す語。将来に起こりうる運のめぐり合わせ全般や、運命の変化をまとめていう。『吉凶』と『禍福』という似た意味の対語を重ねて、良し悪しの両面を強く表している。由来
中国古典に由来する漢語表現です。『吉凶』『禍福』はいずれも古くから使われた対語で、四字の形としての厳密な初出は特定しにくいものの、少なくとも先秦〜前漢期(紀元前3〜2世紀ごろ)までには同種の表現が広く見られます。日本には漢籍の受容を通じて奈良〜平安期以降に定着したと考えられます。備考
日常会話より文章語・やや改まった表現。『吉凶』と『禍福』という近い意味の二組を重ね、運命の良し悪し全体を強調して表す。例文
- 人生の吉凶禍福は、だれにも正確には予測できない。
- その祭りでは、一年の吉凶禍福を占う神事が行われる。
- 歴史小説は、一族がたどる吉凶禍福を壮大に描いている。
- 経営者は会社の吉凶禍福を左右する重大な決断を迫られた。
- 昔の人々は天変地異を国家の吉凶禍福の前触れと考えることがあった。
類義語
- 幸不幸
- 禍福
- 吉凶
- 運不運
対義語
- 平穏無事
- 安穏無事