取捨選択
読み方
しゅしゃ せんたく意味
多くの候補や情報の中から、必要・有益なものを取り、不必要・不適切なものを捨てること。単に選ぶだけでなく、比較して判断したうえで、残すものと切り捨てるものをはっきり決めるという意味合いがある。由来
「取捨」(取るものと捨てるものを分ける)と「選択」(多くの中から選ぶ)という漢語を重ね、意味を強めた表現。厳密な初出年は不詳だが、両語はいずれも中国由来の漢語で、日本語では少なくとも明治期(19世紀後半)以降に一般的に用いられるようになったと考えられる。備考
日常語としても使うが、評論・教育・ビジネスで特によく見られる。単なる「選ぶ」より、不要なものを切り捨てる判断まで含む点が特徴。例文
- 限られた予算の中で、企画案を取捨選択して実行に移した。
- インターネット上の情報は玉石混交なので、取捨選択する力が求められる。
- 編集者は膨大な原稿の中から掲載する作品を取捨選択した。
- 留学先では、さまざまな価値観をそのまま受け入れるのではなく、自分なりに取捨選択することが大切だ。
- 企業は顧客の声を取捨選択しながら、新製品の方向性を定めていく。
類義語
- 選別
- 選定
- 吟味
- 選り分け
対義語
- 無差別
- 無批判受容
- 鵜呑み