危言高論
読み方
きげん こうろん意味
道理にかなった、すぐれた意見や議論を、遠慮せず率直に述べること。また、そのような言論をいう。「危言」は正しいことをはばからずに言う言葉、「高論」は高い見識にもとづく立派な議論の意。由来
中国古典に由来する漢語表現です。「危言」は古く中国で「正しいことをためらわずに言う言葉」、「高論」は「すぐれた議論」を意味しました。これらが結び付いて「危言高論」となり、日本へは漢籍の受容を通じて伝わりました。四字熟語としての明確な初出年は不詳ですが、背景は古代中国(春秋戦国〜漢代ごろ)にさかのぼります。備考
やや硬い文章語で、日常会話より評論・演説・文章で使われやすい。基本は褒め言葉だが、文脈によっては「立派だが実行が伴わない議論」という皮肉を帯びることもある。例文
- 彼は世論に迎合せず、危言高論をもって政策の欠陥を指摘した。
- 学者の務めは、権威に屈せず危言高論を述べることだ。
- その論説は感情論ではなく、資料に裏づけられた危言高論として高く評価された。
- 会議では危言高論だけでなく、実行可能な提案も求められる。
- 若い記者が大臣に対して危言高論を投げかけ、会場が静まり返った。
類義語
- 正論卓説
- 至言名論
- 直言極諫
対義語
- 阿諛追従
- 付和雷同
- 曲学阿世