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博聞強識

読み方

はくぶん きょうしき

意味

広く物事を聞き知って知識が豊富で、しかも記憶力がすぐれていること。学問・経験・見聞が広く、得た知識をよく覚えて活用できる人をほめる表現。

由来

中国古典『礼記』「曲礼上」の「博聞強識而譲、敦善行而不怠、謂之君子」に由来する。『礼記』は戦国時代から前漢期の礼に関する記録をまとめた書で、前漢頃(紀元前2〜1世紀ごろ)に成立・編纂されたとされる。「博聞」は広く聞き知ること、「強識」はよく記憶することを表す。

備考

文章語・改まった場面で使われる褒め言葉。「強識」は「識見が強い」ではなく「記憶力がすぐれる」の意。類形に「博聞強記」「博覧強記」がある。

例文

  • 教授は博聞強識で、どんな質問にも古典から現代研究まで引いて答えてくれる。
  • 彼女の博聞強識ぶりには驚かされるが、決して知識をひけらかさないところがよい。
  • 博聞強識の祖父は、昔の地名や出来事をまるで昨日のことのように語った。
  • 編集者には、文章力だけでなく、博聞強識に支えられた幅広い判断力も求められる。
  • 彼は博聞強識をもって知られ、会議では歴史的な事例を即座に挙げて議論を深めた。

類義語

  • 博学多才
  • 博覧強記
  • 博聞強記
  • 博識多才
  • 該博深遠

対義語

  • 無知蒙昧
  • 寡聞浅学
  • 浅学非才
  • 不学無術

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