千辛万苦
読み方
せんしん ばんく意味
数えきれないほど多くのつらい思いや苦労を重ねること。『千』『万』はいずれも数の多さを強調する語で、非常に多くの困難や苦難を経験する意を表す。由来
中国の漢語表現に由来する四字熟語です。『千』『万』を重ねて、苦しみや困難の多さを強く表しています。正確な初出年は不詳ですが、中国古典に連なる表現として成立し、日本では漢籍の受容を通じて用いられるようになりました。備考
文章語でやや硬い表現。会話でも意味は通じるが、新聞・評論・スピーチなどで使われやすい。『千』『万』は実数ではなく、苦労の多さを強調する。例文
- 彼は起業してから千辛万苦の末、ようやく会社を軌道に乗せた。
- 両親は子どもを大学まで出すために千辛万苦を重ねた。
- 探検隊は千辛万苦のすえ、ついに未踏の山頂へ到達した。
- 彼女の自伝には、千辛万苦を経て医師になった歩みが記されている。
- 千辛万苦して集めた資料が、その研究の大きな支えとなった。
類義語
- 艱難辛苦
- 千苦万難
- 苦心惨憺
- 辛酸
対義語
- 順風満帆
- 平穏無事
- 安穏無事