千秋万歳
読み方
せんしゅう ばんざい意味
「千年、万年」というほどの非常に長い年月を表す語。また、人・家・国などが末長く続き、長寿や繁栄が保たれるように祝っていう言葉でもある。現代では日常会話より、祝辞・漢文調の文章・儀礼的な場面で見られることが多い。由来
中国の古い祝賀語に由来する表現で、「千秋」は千年にも及ぶ長い歳月、「万歳」は一万年、転じて長寿・永続を意味する。遅くとも漢代(紀元前2世紀〜紀元後2世紀ごろ)には長寿や君主の繁栄を願う語として用いられていたと考えられる。日本へは漢籍受容とともに伝わり、平安時代ごろ以降の漢詩文・儀礼文で使われた。正確な初出年は不詳。備考
文語的・雅語的な表現で、現代の日常会話ではあまり使わない。なお「せんずまんざい」と読めば別語となり、正月の門付芸能を指すことがある。例文
- 祝賀の辞では、国家の千秋万歳を祈る言葉が厳かに述べられた。
- その漢詩は、主君の千秋万歳を願って作られた作品である。
- 碑文には、一族の千秋万歳を祈る文言が刻まれている。
- 神前で家門の千秋万歳を祈願する古い習わしが残っている。
- 古風な文章では、会社や国家の千秋万歳を寿ぐ表現が今でも見られる。
類義語
- 千年万年
- 長久
- 万寿無疆
対義語
- 短命夭折
- 盛者必衰