千秋万古
読み方
せんしゅう ばんこ意味
非常に長い年月、または永遠に近い長い時間を表す語。遠い過去から未来まで続くような時間の広がりを強調し、物事が長く伝わること、名声・功績・自然物などが永久に残ることをいう。由来
「千秋」は千年、転じて非常に長い年月、「万古」は遠い昔から永遠にわたるほど長い時間を意味する漢語。二つを重ねて時間の長大さを強調した表現で、中国古典語に基づく。特定の出典や成立年は不明で、日本では漢籍受容以後、近世以前から漢文調の文章などで用いられたと考えられる。備考
文章語・漢文調の硬い表現で、日常会話ではあまり使わない。永遠性や歴史的重みを荘重に述べる場面に適する。例文
- この寺の鐘の音は、千秋万古にわたって人々の心に響き続けるだろう。
- 偉大な詩人の名は、千秋万古、文学史に刻まれる。
- 山河の姿は変わっても、この土地への思いは千秋万古に消えない。
- 彼らが築いた平和の礎は、千秋万古に語り継がれるべきものだ。
- 千秋万古の時を経てもなお、星空の美しさは人を魅了する。
類義語
- 千古不易
- 万古不易
- 永遠不滅
- 千載不朽
- 千秋万歳
対義語
- 一朝一夕
- 朝生暮死
- 束の間
- 刹那