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千呼万喚

読み方

せんこ ばんかん

意味

何度も何度も呼びかけたり、繰り返し催促したりして、ようやく相手を動かすこと。人を呼び出す場合だけでなく、強く求め続けることの比喩としても使われる。

由来

中国・唐代の詩人、白居易の長編詩「琵琶行」(816年ごろ成立)の句「千呼万喚始出来」に由来する。「千」「万」は数の多さを表し、幾度も呼び求める意。日本には漢詩文の受容を通じて伝わった。

備考

文章語・漢文調の表現で、日常会話ではやや硬い。「千呼万喚の末」の形で、待望の人物・事態がようやく現れる文脈に多い。

例文

  • 千呼万喚の末、ようやく担当者が会議室に姿を見せた。
  • ファンの千呼万喚に応えて、引退した歌手が一夜限りの復帰公演を行った。
  • 何度メールを送っても返事がなく、千呼万喚してやっと確認が取れた。
  • 住民の千呼万喚によって、行政はようやく道路整備に着手した。
  • その名人は千呼万喚されてもなかなか舞台に上がらなかった。

類義語

  • 再三再四
  • 度重なる催促
  • 再三の要請
  • 何度も呼びかけること

対義語

  • 一呼即応
  • 即応
  • 即答

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