十人十色
読み方
じゅうにん といろ意味
人はそれぞれ、好み・考え方・性格・感じ方などが違うということ。十人いれば十通りの個性や価値観がある、という意味で使う。物事の受け止め方や選び方に一つの正解がないことを表す場合にも用いられる。由来
「十人いれば十通りの色がある」というたとえから生まれた、日本のことわざ的な四字熟語です。中国古典に直接典拠がある語というより、日本語の中で定着した表現とされます。江戸時代(17~19世紀)には同系の言い方が見られますが、正確な初出年は不詳です。備考
中立的または肯定的に、人それぞれの違いを表す表現。好み・性格・価値観・方法など幅広く使える。会話では「人それぞれ」に近い。例文
- 好きな音楽のジャンルは十人十色で、同じ世代でもかなり違う。
- 就職先に求める条件は十人十色だから、正解は一つではない。
- 子育ての方針は十人十色で、家庭ごとに大切にすることが異なる。
- 作品の感じ方は十人十色なので、感想が分かれるのも自然だ。
- 旅行の楽しみ方は十人十色だが、私は名所巡りよりのんびり過ごすほうが好きだ。
類義語
- 人それぞれ
- 千差万別
- 各人各様
- 多種多様
対義語
- 異口同音
- 千篇一律
- 画一的