劈頭第一
読み方
へきとう だいいち意味
物事のいちばん初め、また話や文章の冒頭で真っ先に述べること。特に、挨拶・発言・文章などの出だしで、第一に取り上げる事柄や、最初の一言を強調していう表現。由来
「劈頭」は本来「頭を割る」の意から転じて、真正面から、また物事の始まり・冒頭を意味する漢語。「第一」は最初・最優先の意で、合わせて「冒頭でまず第一に」という意味になった。中国語由来の漢語的表現だが、成立年代は不詳。日本では明治期以降の漢文訓読調・評論文・演説文などで用例が見られる。備考
硬い漢語表現で、日常会話より演説・論説・評論・改まった文章で使われる。「劈」は常用漢字外のため、読めない人も多い。例文
- 社長は劈頭第一、今回の不祥事について深く謝罪した。
- 彼女は会議の劈頭第一に、予算不足の問題を指摘した。
- その論文は劈頭第一から、従来説への強い疑問を提示している。
- 先生は授業の劈頭第一、今日は基礎を徹底すると宣言した。
- 候補者は演説の劈頭第一に、地域医療の再建を公約として掲げた。
類義語
- 開口一番
- 冒頭第一
- 真っ先
- 最初
- のっけから
- 第一声
対義語
- 末尾
- 最後
- 結論後回し