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創業守成

読み方

そうぎょう しゅせい

意味

新しく事業・国家・組織などを興すことと、それを受け継いで安定して保ち、発展させていくこと。創立の苦労だけでなく、始めたものを長く維持する難しさも含めていう語。

由来

中国唐代の政治書『貞観政要』に見える、唐の太宗が臣下に「創業と守成はどちらが難しいか」と問うた故事に由来する。『貞観政要』は唐の呉兢が編んだ書で、成立は8世紀初めごろとされる。「創業」は事を始めること、「守成」は先人の成し遂げたものを守ること。

備考

経営・政治・家業継承の文脈で用いられる硬い表現。単に「起業する」だけでなく、創ったものを守り続ける責任まで含む。

例文

  • 創業守成の精神を忘れず、会社の伝統を守りながら新しい市場にも挑戦したい。
  • 初代社長は創業に尽くし、二代目は創業守成の重みを背負って経営改革を進めた。
  • 国家の発展には、英雄的な創業だけでなく、地道な創業守成の努力が欠かせない。
  • 創業守成はどちらも難しく、始める力と続ける力の両方が組織には必要だ。
  • 老舗旅館の後継者として、彼女は創業守成を胸にサービスの質を磨き続けている。

類義語

  • 創業維艱
  • 守成不易
  • 創業と継承
  • 事業継続

対義語

  • 廃業
  • 衰退
  • 没落
  • 破綻

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