前後撞着
読み方
ぜんご どうちゃく意味
発言・文章・行動などの前と後が食い違い、つじつまが合わないこと。先に述べた内容と後で述べた内容が互いに矛盾している状態をいう。由来
「前後」は物事の先と後、「撞着」は本来「ぶつかる」の意から、考えや言葉が衝突して矛盾することを表す漢語。中国由来の語彙を組み合わせた表現で、日本では近世〜近代の文章語で用例が広がったと考えられるが、成立年は不詳。備考
文章語・論理的な批判で使われる硬い表現。「前後矛盾」より改まった響きがあり、日常会話ではやや難語。例文
- 彼の説明は前後撞着していて、何が真実なのか分からない。
- 昨日は賛成と言っていたのに今日は反対だなんて、発言が前後撞着している。
- 報告書の内容に前後撞着があるため、もう一度確認する必要がある。
- その小説は設定が前後撞着しており、読者から指摘を受けた。
- 弁明すればするほど前後撞着が目立ち、かえって疑惑が深まった。
類義語
- 前後矛盾
- 自家撞着
- 矛盾撞着
- 辻褄不合
- 支離滅裂
対義語
- 首尾一貫
- 終始一貫
- 筋道立然
- 一貫性