前人未到
読み方
ぜんじん みとう意味
それまでだれも到達したことがないこと、またはだれも成し遂げていない段階・記録・境地をいう。未知の場所だけでなく、学問・技術・スポーツなどで、過去に例のない高い成果や新しい領域に達した場合にも使う。由来
「前人」は以前の人・先人、「未到」はまだ到達していない意。特定の一書に由来する故事成語というより、漢文調の語構成から成った表現で、正確な初出年は不明。ただし日本語では明治〜大正期ごろまでに、「前人未踏」と並んで未到達の記録や境地を表す語として定着したとみられる。備考
「前人未踏」と近いが、前人未到は『到達していない』ことを強調する。記録・成果・境地にはこちらが合いやすく、未開の地には「前人未踏」がより自然なことが多い。例文
- その研究は、前人未到の治療法を実現する一歩となった。
- 彼は世界大会で前人未到の五連覇を達成した。
- 探検隊は前人未到の氷河地帯に挑んだ。
- この作家は前人未到の表現領域を切り開いた。
- 小さな企業が前人未到の売上高を記録し、業界を驚かせた。
類義語
- 前人未踏
- 空前絶後
- 未曾有
- 史上初
対義語
- ありふれた
- 月並み
- 前例がある
- 平凡