刮目相待
読み方
かつもく そうたい意味
相手の成長・進歩が著しいため、以前とは違う新しい目で見直し、敬意や期待をもって接すること。特に、しばらく会わない間に能力や人物が大きく向上した相手を再評価する場合に用いる。由来
中国・三国時代の故事に由来する。『三国志』呉志・呂蒙伝に引く『江表伝』の逸話で、学問に励んで成長した呂蒙について魯粛が驚いた場面に関連し、「士別れて三日なれば、即ち更に刮目して相待すべし」とある。「刮目」は目をこすってよく見る意。成立は『三国志』が編まれた西晋の3世紀末ごろ。備考
文章語・改まった表現として使われることが多い。「刮目して相待つ」と訓読調で用いる形も一般的。単なる期待ではなく、成長を認めて見直す含みが強い。例文
- 新人だと思っていた彼が大型案件を成功させ、上司たちは刮目相待の思いで接するようになった。
- 一年ぶりに再会した後輩の研究発表は見違えるほどで、まさに刮目相待すべき成長だった。
- 地方大会で敗れたチームが全国で優勝候補を破り、周囲は刮目相待した。
- 彼女は留学を経て語学力だけでなく交渉力も磨き、同僚から刮目相待されている。
- この会社は短期間で技術力を高め、業界から刮目相待の存在として注目されている。
類義語
- 刮目
- 刮目して見る
- 見直す
- 再評価
- 士別三日
- 男子三日会わざれば刮目して見よ
対義語
- 先入観念
- 固定観念
- 旧態依然視
- 軽視
- 侮蔑