利害関係
読み方
りがい かんけい意味
当事者どうしの利益と不利益、つまり損得が互いに関わり合っていること。また、そのために生じる結び付きや対立をいう。特に、仕事・契約・政治などで、判断や行動に影響を与える損得上のつながりという意味で使われる。由来
「利害(利益と害、不利益)」と「関係」を組み合わせた漢語で、特定の中国古典や故事に由来する四字熟語ではない。成立した正確な時期は不明だが、近代日本で法学・行政・商業の語彙が整った明治期(19世紀後半)以降に、現在の意味で広く定着したと考えられる。備考
法律・企業統治・政治報道でよく使う語。中立的にも使えるが、文脈によっては「しがらみ」や「利益相反」に近い含みを帯びることがある。例文
- その審査員は応募企業と利害関係があるため、選考から外れた。
- 地元住民と開発会社の利害関係を調整するのは簡単ではない。
- 医師は製薬会社との利害関係を公開する必要がある。
- 利害関係を超えて、地域全体の利益を考えるべきだ。
- その取引には親族間の利害関係が絡んでおり、慎重な確認が求められた。
類義語
- 利益関係
- 利害
- 損得
- しがらみ
対義語
- 無関係
- 没交渉
- 中立