刎頸之交
読み方
ふんけい の まじわり意味
互いに相手のためなら首をはねられてもよいと思うほど、強い信頼で結ばれた友情や交際のこと。利害を超えて生死をともにできるほど固い友人関係をたとえる。由来
中国戦国時代の廉頗と藺相如の故事に由来する。司馬遷の『史記』「廉頗藺相如列伝」(前漢・紀元前91年ごろ成立)に、二人が和解して『刎頸之交』となったと記される。『刎頸』は「首を切られることもいとわない」ほどの覚悟を表す。備考
故事成語。日本語では「刎頸の交わり」と訓読形で言うことも多い。意味は非常に強い友情で、日常会話ではやや硬く文語的な表現。例文
- 若いころ苦楽を共にした二人は、今でも刎頸之交といえる仲だ。
- 廉頗と藺相如の物語は、刎頸之交の典型としてよく引かれる。
- 利害だけで結ばれた関係ではなく、非常時にも支え合う刎頸之交を築きたい。
- 長年の共同研究を通じて、彼らは単なる同僚を超えた刎頸之交になった。
- 意見の衝突を乗り越えたことで、かえって二人の間には刎頸之交が生まれた。
類義語
- 管鮑之交
- 水魚之交
- 金蘭之契
- 莫逆之交
- 親友
対義語
- 犬猿の仲
- 不倶戴天
- 反目
- 水火不容