出藍之誉
読み方
しゅつらん の ほまれ意味
弟子や後輩が、教えを受けた師や先輩よりも優れた能力・成果を示すこと。また、そのような人物に与えられる称賛。教育・芸術・技術など、師弟関係や世代交代を語る場面で用いられる。由来
中国・戦国時代末期の思想書『荀子』勧学篇(紀元前3世紀ごろ)にある「青は藍より取りて藍より青し」に由来する。藍草から取った青い染料が原料の藍よりも青くなることを、弟子が師を超えるたとえとした。「出藍」は藍から出る意、「之」は「の」、「誉」はほまれ。備考
日常会話では「出藍の誉れ」と仮名交じりで書くことが多い。やや硬い表現で、祝辞・評論・教育関係の文章に適する。例文
- 入社当時は頼りなかった彼が、今では上司をしのぐ営業成績を上げ、まさに出藍之誉だ。
- 師匠は弟子の受賞を、自分のこと以上に喜び、出藍之誉とはこのことだと語った。
- 若い研究者が教授の理論を発展させ、世界的な成果を出したのは出藍之誉と言える。
- 先輩から厳しく鍛えられた選手が代表入りし、チーム内では出藍之誉として称賛された。
- 伝統工芸の世界では、弟子が師を超える技を身につけることもあり、それは出藍之誉として尊ばれる。
類義語
- 青は藍より出でて藍より青し
- 後生畏るべし
- 後進が先達を凌ぐ
- 弟子が師を超える
対義語
- 師匠に及ばない
- 未熟
- 青二才
- 半人前